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NSB335は昨年のボートショーでデビューし、2022年日本ボートオブザイヤーの中型艇部門の大賞に選ばれています。
このボートはキュービックデザイン、ディープハル、セミフライブリッジ艇で、とにかくカッコいいボートです。展示艇に搭載されていたホンダのレーシングカラー250馬力船外機とよくマッチして精悍さを増していました。
新型ディープハルは追い波でのブローチング(操船不能状態)を抑止して安全性を高めています。さらにステップド・ストライプ形状は静止安定性を向上させ、走行時の抵抗を低減するように設計され推進力のロスを抑制しています。話しを聞けば聞くほどよく考えられているなと感心しました。
ニュージャパンマリンでは、自動離着岸システムをこのボートに搭載予定です。自動離着岸とは、係留場所を記憶させておくことで、帰りは記憶させた場所へ自動で着岸してくれるシステムです。実現するためには位置情報と方位、風速などの正確な情報が必要になりますが、誤差わずか2cm以内という衛星みちびきの利用によって実現できる画期的なシステムです。係留場所の近くまで来てボタンを押すと、最適な経路で船を操船してくれます。右舷着岸と左舷着岸まで選択できます。率直にすごいなって思いましたね。
ところで2基掛けのエンジンの位置に違和感がありませんか?
通常は2基の回転数の違いによって直進安定性が損なわれないように中央に寄せるのが一般的です。でもこの2基のホンダ船外機は両端に寄っていて中央が大きく空いています。そこには興味深い理由があるわけですが、まだ詳細の公表はできないとのことでしたのでここに書くのは控えます。来年のボートショーで発表されるかも知れませんね。
2023年03月29日 (水) 18:44