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NJMさんのラインナップでは比較的大型のボートが展示されていて目を引きました。
まったく新しいハルのセミフライングブリッジ新型クルーザーNSB335です。キュービックデザインと表現していましたが、全体的にとても洗練されたスタイリッシュなボートです。本当にカッコ良かったです。キャビンも広くて実用性も高そうです。
一番興味深かったのは、逆ハの字形に装備された2機のスターンスラスターです。一般的なスラスターは、ボートを回転させたり、平行移動させたりできますが、前後進はできません。しかしこのスラスターはボートを前後進できるもので、世界初の技術です。この技術によって、さらに繊細で自由な操船が可能になり、GPSを利用した自動着システムの実用化も間近にあるということです。ちょっと気が早いですが、今年のボート・オブ・ザ・イヤーの最有力候補だと思います。
漁船のハルを使ってプレジャー仕様に仕立てたボートです。特徴としては、舷が低くて、デッキスペースがとにかく広い。内海でのキャスティング釣りに適していて大人数でも快適に釣りができそうです。
とにかくカッコいいジェットです。圧巻の4スピーカー、定点維持ができるKSRD(カワサキ・スマート・リバース・ウィズ・ディセレーション)、広くて多機能なリアデッキ、LEDアクセントヘッドライトは、最高峰モデルにふさわしい豪華さを演出しています。そしてフラットでシャープなマスクは近未来的な世界観があり、とてもクールで従来のカワサキデザインとはやや異質な印象を持ちました。私は今年のジェットの中では一番カッコいいと思います。
スズキは世界的な規模で、清掃活動、梱包のプラスチック削減、マイクロプラスチックの回収などの取り組みをしています。
船外機の冷却水経路にフィルターを装着して、マイクロプラスチックの回収する装置は興味深かったです。この装置はDF100、115、140に採用されていて、スズキ船外機が走れば走るほど、海中のマイクロプラスチックを回収してくれます。マイクロプラスチックは、プラスチック製品が細かくなって海中を浮遊するもので、海洋生物が食べたりして人間にも被害をもたらします。ほんのひと工夫ですが、その発想に感心しました。
この夏に発売予定のNEWモデルです。クランクシャフトとインテークマニフォールドをリニューアルして重量15kg減(18%)を実現し、クラス最軽量モデルとなりました。これまでにも軽量化には取り組んできたと思いますが、その中でさらに18%の軽量化は驚異的だと思いました。
ジェットの外周をぐるりと一周するバンパーフロートですが、船体の安定性アップと接触時の緩衝に効果があります。改造申請が必要になりますが、ちょっとした加工で取り付け可能で、しかも元通りに戻すこともできます。レスキューや教習艇、レンタル艇にもってこいだと思いました。
10馬力以下の小型電動船外機はすでに何年も前から販売されていますが、こちらは60馬力、90馬力、115馬力の高馬力のラインアップがあります。韓国製で欧州ではすでに販売されています。全速での航行時間が1時間余りということで、すぐにエンジンの代替とはいきませんが、ボート業界にも確実に電動化の波が押し寄せています。
バイク専用トレーラーはこれまでにもありましたが、こちらのトレーラーはバイクを載せるデッキ面を広くすることでバイクの昇降が格段に楽になっているみたいです。
私はバイク乗りではないのでその素晴らしさがよく分かりませんが、知り合いがこのデザインを大絶賛していたので取り上げました。タイトさんの製品はどれもスタイリッシュですね。
画像だけでは分かりにくいので、YouTube動画を紹介します。
電動フォイルボードと言えばいいのでしょうか。ハンディリモコンを操作して電動で水面を走る乗り物です。フォイルでボードが押し上げられるので、海面すれすれを飛んでいるような気分が味わえます。抵抗が極端に少ないので、わずか時速15kmほどで浮き上がり、最高速は時速24kmも出るそうです。フル充電で約1時間走行可能です。
動力は2馬力以下なので船舶検査や免許も必要ありません。すでにリゾート施設への納品もしており、近くブレークの予感がします。
今年のMJC(マリンジャーナリスト会議)マリン賞大賞は辛坊さんが受賞されました。太平洋往復横断航海を成功させ、多くのメディアで取り上げられたのでその偉業をご存じの方も多いかと思います。表彰式とトークショーのために来場され、トークショーでは楽しいエピソードを披露して会場を盛り上げてくれました。本当に話しが上手でした。私も「そこまで言って委員会」のファンで、昔から大好きだったので生で見られて嬉しかったです。
2022年04月07日 (木) 17:59