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2014年11月20日 (木) 07:00
水上・沿岸部における犯罪の防止、事故などの救助活動を行う水上警察!
琵琶湖でマシントラブルになったジェットのユーザーで、お世話になった方もいるかと思う!
「琵琶湖を安全な湖に」その思いを胸に26年間、水上警察として勤務されている田村知史警部補(48)が県警から表彰された。
この輝かしい表彰の裏にある水上警察官としての仕事での葛藤について田村知史さんの話を紹介する。
………………………………………………………………………………….今津署(現・高島署)に勤務していた平成7年、夏の終わりの夕刻。ボードセーリングの男性が沖に流された。
暗くなると湖上のブイも判然とせず、場所の特定はより難しい。日付が変わっても見つからず、捜索を打ち切った。
明け方、男性は自力で湖岸にたどり着いた。無事を聞いて喜んだが、男性は「警備艇の赤色灯が見えたので助けを求めたが、気付かれなかった」と証言。見落としをしていたのだ。
今まで手がけてきた捜索活動は、あれでよかったのか。
遺体で発見された人たちも、自分が気づかなかっただけではないか。木ぎれにつかまりながら、赤色灯に向かって声を枯らす遭難者の姿が頭に浮かんだ。
「救える命があったのではないか」。今も問い続けるが、答えはみつからない。
*中略
結局のところ、警察官の仕事は人のいのちと向かい合うことだ。陸上勤務でも水上勤務でもそれは変わらない。その勤務内容の重大性ゆえに、問い続けることは必要なのかもしれない。
………………………………………………………………………………….文章引用元:産経ニュース
編集部コメント
どれだけ気を付けても事故は起きてしまうことがある。
しかし、こんな思いで仕事に取り組んでいる水上警察官の方がいると思うと、もし何か不慮の事故が起きてしまった時でも救助の希望が持てる気がする。
田村さん、この度は県警からの表彰おめでとうございました!そしてこれからも琵琶湖の安全を守ってくださいね。
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