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東日本大震災の津波で流出しハワイまで流されたマリンジェットが所有者の元に戻ったというニュースが様々な場所で取り上げられている。
ハワイまで流されたマリンジェットが日本の所有者の手元に戻ったことは人の繋がりが生んだ奇跡だと思う。多くのニュースが日米の団体や福島県の高校の協力でマリンジェットが所有者の元に戻った、という内容でニュースを取り上げているがこのニュースにはもう1つ注目すべきポイントがあると思う。
所有者の元に戻ったマリンジェットは、ハンドルやシートがなく船体もひどく破損していた。所有者の松永さんも愛艇にまた会えたことは嬉しいが修理が出来ないと判断し「今後の研究の参考資料のために」と水上バイクを提供する旨を製造元のヤマハ発動機に連絡をした。
しかしニュースを聞いた製造元のヤマハ発動機そのマリンジェットの無償修理を申し出たのである。
下記文章抜粋
松永さんがメーカーのヤマハ発動機に「今後の研究の参考資料のために」と水上バイクを提供する旨を電話連絡したところ、同社から「昔の状態に戻していきましょう」と修理を申し出る返事があった。 同社マリン事業本部WV事業部の小柳智義CS部長(55)によると、松永さんの情報や、発見を伝えた本紙報道を参考に社内で話し合い、展示なども検討したものの、「しっかりと修理して元の持ち主に愛機を返すことが技術者としての仕事なのでは」という意見で修理が決まった。
【感動創造企業】これがヤマハ発動機の企業理念!まさに今回の件への対応は企業理念を象徴する素晴らしい対応だと感銘を受けた。
情報元:福島民友&NHK News Web
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