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近年レーサー人口減少と高齢化が1つの悩みのPWCレース業界だが、今年は17歳高校生が新しくレースに参戦し話題を集めた。
今年から新しくJJSBAに参戦したのは大滝純平選手!若干17歳!
新しくレースをに参加する若い世代が少ない中、大滝選手はなぜレースを始めたのか?
その理由とレース参戦1年目を振り返ってインタビューをさせてもらった。
ボーターズ
最近は若い方のレース新規参戦が少ないですが、その中でレース参戦を決めたキッカケは何でしたか?
大滝選手
物心がついた頃から、父にジェットスキーで遊ばせてもらったことがジェットスキーとの出会いでした。その後、雑誌などをみているうちに、「いつか自分もレースに出たい」という気持ちが次第に大きくなっていきました。しかし日本では16歳まで免許はとれないので、それまでは勉強の為にレースに出る選手のホルダーなどをしました!
そして16歳で免許をとり練習を始め、今年レース参戦をしました。
ボーターズ
初レースは第4戦の千里浜大会でしたよね?初めて公式レースを走った感想を教えてください。
大滝選手
デビュー戦の千里浜大会では、体験した事のない海で緊張と不安が自分に重くのしかかり、大きな波にぶつかり何度も転んでしまいました。初レースは分からないことだらけでレース中は無我夢中で終わった感じでした。
ボーターズ
その後、第5戦と最終戦にも参戦されましたが今年はどんな1年でしたか?
大滝選手
2戦目になる二色浜大会では敗者復活を走り結果4位でフィニッシュして、決勝を走る事ができました。まさか決勝に出られるとは思わず、とても嬉しかったです。
決勝では、スタート後、転ばないようにひたすらハンドルにしがみつくような走りでしたが、 ホームストレートからの2点ブイを曲がった後、盛大に転けてしまいました。
そして、最終戦の南あわじ大会。ここでも敗者復活を走り、絶対に決勝を走るという気持ちでスタートをして、アクセルも緩めずに曲がったらアウト側に膨らんで少し焦りラインを修正したものの、ノーズダイブをしてしまい転んでしまいました。4周しかなかったので、必死に走って最下位から徐々に抜いていけた事は、楽しく感じました。結局予選落ちという結果でしたが、3度目のレースでは、レース中に楽しさを感じる事ができました。
そして、念願のレースに出られた事に感謝し家族と世界一楽しいチームM.P.S.の方々に「ありがとうございました」という気持ちでいっぱいです。
編集部コメント インタビューを振り返って
近年レーサー人口減少と高齢化が1つの悩みのPWCレース業界!若い世代のレース参入は良いニュースだ。 レースに参戦するには、まずはマシンが必要になる。それに加え全国で開催されるレースに参戦する為の遠征費なども必要になり、正直環境が整わないとレース参加すら出来ないのも事実だ。 しかし新しい選手の参戦はレース業界を盛り上げる為にも、継続していく為にも不可欠だと思う。 大滝選手のように若い世代の新規参戦が刺激となり、新しくレースに参戦する人が増えることに期待したい。