パラオ共和国独立25周年および日本-パラオ外交関係樹立25周年を記念して企画された『2019-2020日本-パラオ親善ヨットレース』。
参加7艇+伴走帆船〈みらいへ〉が、2019年12月29日13:30、横浜ベイサイドマリーナ沖をスタートし、目指すは約1,700マイル先の南米の楽園パラオ。
約2週間、ノンストップで約1,700マイル先のパラオ共和国のフィニッシュラインを目指します。
レース序盤は前線の通過により荒天模様。この強風をいかに乗り越えるかが勝負所に。
レース中盤は一転、ライトなダウンウインドが続き、〈アルタイル3〉が先頭に躍り出ました。
トップ集団はいよいよフィニッシュラインが射程距離に。一方、部品の破断等のトラブルに奮闘する艇も。ヨットレースでは途中のトラブルもすべて自分で解決しなければならず、
レースの過酷さをうかがえますね。
そして、ついに2020年1月8日17:41、フィニッシュラインを〈アルタイル3〉がトップで通過!その後、4艇が続々とフィニッシュ。長い長い戦い、本当に皆様お疲れ様でした。
尚、現在、まだ2艇がレース中です。無事のフィニッシュを祈念致します。
公式ホームページでは、レースのデイリーレポートをご覧いただけます。各チームの紹介動画やレースの展開など読み応え満点です。
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ヨットを通じて日本とパラオの絆が強まり、友好親善への新たな一歩が刻まれることは大変喜ばしいですね。
また、レース中には伴走帆船〈みらいへ〉が海洋に浮遊する微小なプラスチックの採取を行い、研究機関に提供する試みも。海洋環境の保全にも繋がります。
レースに参加された皆様はもちろんのこと、このようなビッグレース・イベントを実現させた関係者の皆様に感服いたします。
(編集部:小田)