子供に多い水の事故。事故を防ぐためには、ライフジャケットの着用が有効とされています。
東京都では、子供用ライフジャケットの着用に関する消費者アンケートと、試験による調査を実施。その調査結果が発表されました。
調査結果では、活動によって着用率が変わる事が明らかになり、流れのある場所でのボート遊びでの着用率は95.3%と高いものの、海での水遊びは
23.5%、
川や沼での水遊びは18.8%と低い割合となっています。
また、ライフジャケットが役に立った事例では「水の深いところに落ちたが浮いた」「流されたとき対処できた」等など“危険回避”に役立った経験が確認されました。
サイズが合ってなく脱げそうになったり、ベルトの締め付け不足によりライフジャケットが浮いて首が苦しかったなど、不具合による危険も挙げられています。
中には表示されている浮力を満たさない製品もあるようです。桜マーク(国土交通省の型式承認(船舶用))や第三者機関による性能鑑定マーク、団体の認定マークがついていることも、
品質や使用場面を判断する参考になります。
間もなく大型連休がやってきます。水辺での遊びの機会も多くなるのではないでしょうか。子どもたちの命を守るため、もしもの時のために、できることをしっかりと準備することが、
水辺の子どもたちを見守る大人の役割です。
是非、この機会にライフジャケットの重要性を再確認し、適切な着用を心掛けていきましょう。
情報元:東京都公式ホームページ
(編集部:小田)