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ヤンマー株式会社は危険海域などで自動航行し、海域調査やスマート漁業などでの活用が期待される「ロボティックボート」の基礎技術および「自動着桟システム」の開発を発表しました。

【ロボティックボートについて】
漁船やプレジャーボートで培った造船技術(ハード)と、
中央研究所の基幹技術(ソフト)の融合により、「ロボティックボート」の基礎技術を開発。
ヤンマー造船のガラス繊維強化プラスチック(FRP)の成型技術により小型・低コストでの生産を実現。またミドルウエア採用のプラットフォームにより、様々なニーズに合わせ、技術のカスタマイズを可能とした。
衛星測位装置(DGPS)や慣性計測装置(IMU)といった航海計器、無線LANや各種衛星通信装置に加え、120°広角HDカメラ、レーダーなどの監視装置を搭載し、48時間以上の自動航行を実現。
大学や研究機関における海洋試験での活用拡大や産業界での実用化を目指す。
【自動着桟システムについて】
自動操船技術の一部として、漁船やプレジャーボートでも搭載が可能な「自動着桟システム」を開発。
衛星からの位置情報と中継器からの補正情報を受信するRTK-GNSSを活用することで、指定した着桟位置に向けて目標位置・方位を組み合わせた正確な着桟軌道を生成し、高精度な自動着桟を実現。
同技術は産業用に限らず、自社商品のボードなどへの搭載も検討し、着桟時の操船の煩わしさの解消と、マリンプレジャーの楽しさや快適な航行の実現を目指す。
操船の中でも難しいとされている着桟。風や船の大きさなどによっても操作が変わってくるようです。この画期的な「自動着桟システム」がプレジャーボートや漁船などで活用される日が、今から待ち遠しいですね!
情報元:ヤンマー株式会社
(編集部:小田)