海上保安庁の海の事故情報ページでは、日々発生する海難情報を「船舶海難速報」として公開しています。
12月に入り、釣りに出かけたプレジャーボートの行方不明、航行中の衝突事故などが立て続けに起こっています。
起こって欲しくはない海難事故ですが、万が一の時に自分の身を守るため、海上保安庁では3つの基本を提唱しています。
~ 「万が一」の時の自己救命策確保 3つの基本 ~
・ライフジャケットの常時着用
もしも海中に転落してしまったら、まずは「海に浮いていること」が重要です。浮かんでいれば救助の手が差し伸べられます。
そのためにはライフジャケットを常時着用しておくことが極めて有効です。
・連絡手段の確保
海に浮いた状態で救助されるためには、救助機関へ通報・要請しなければなりません。
防水パックに入れた携帯電話を携行するなど、連絡手段を確保しましょう。
・118番の活用
海上保安庁では、緊急通報用電話番号を局番なし
118番(無料)として設定しています。いざという時は118番へ!!
また、海上保安庁が公開している
『小型船舶のためのマリンセーフティガイドブック』では、
「自船の安全確保3か条」 「発航前検査チェックリスト」 「トラブルシューティング」 「事故の原因と対策」などが分かりやすく解説されています。
年末年始の楽しい釣りやレジャーが悲しい事故に繋がってしまわないよう、今一度目を通してみてください。
情報元:海上保安庁
(編集部:長江)