ヤマハ発動機株式会社は、同社ラインアップの中で最大馬力となる425馬力の4ストローク船外機「F425A /FL425A*」を開発し、今夏より北米で発売されます。
* FL425Aはプロペラ左回転のカウンターローテーション仕様のモデル
「F425A /FL425A」は、V型8気筒、排気量5,559cc、最高出力425馬力の新開発のエンジンを採用した、こちらの船外機には注目すべき点が3つあります。
1つは、燃料を高圧かつ高精度に各燃焼室に直接噴霧する「ダイレクトフューエルインジェクション」を4ストローク船外機として初めて採用。
燃焼効率が高め、卓越したトルクとパワーを発揮することで、ボートに最高レベルの加速性能とスピード性能を提供できる所。
2つめは、最大馬力=高負荷運転に対応するために、ギアケースやブラケット、カムシャフトなど各部の強度を向上させ、プラズマ溶射技術によって形成したスリーブレスシリンダー、
イリジウム・スパークプラグなど、ヤマハ船外機として新たな技術や素材を導入することにより、信頼性、耐久性を実現している所。
3つめは、次世代の船外機として一新した外観デザインは、伝統的な「船外機らしさ」「ヤマハらしさ」を継承しながらも、個性的でダイナミックなフォルムを導入し、搭載するボートの外装を引き立てた所です。
《F425A /FL425A 主要諸元》
30フィートを超える大型ボートの新しい可能性として開発された船外機「F/FL425A」は、北米での発売以降、欧州、オーストラリア、日本などの主要市場において、順次、発売する予定です。
情報元:ヤマハ発動機株式会社
(編集部:木村)