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「水都大阪」ってなに?と思われる方も多いでしょう。
大阪の人はどうか分かりませんが、愛知県に住む私にとって、大阪が水都と言われてもピンときません。でも明治頃大阪は水の都と呼ばれていたようです。
<以下、公式サイトより抜粋>
大阪は昔(明治頃)、「水の都」と呼ばれていました。
近年では、かつての遠い記憶となりつつありました。
水都大阪再生の取り組みが、2001年に内閣官房都市再生本部によって都市再生プロジェクトに指定されたことが契機となり、以降“水の都”を取り戻すべく、水辺の生活を活気ある賑やかな場へと再生するためのさまざまな試みを展開しています。
世界でも稀な地形でもある、川が都心部をロの字に廻る「水の回廊」を中心としてシンボルとなる空間づくりや船着き場の整備、護岸や橋梁などのライトアップなどのプロジェクトが進められてきています。
どうやら行政が大阪の水辺の整備に取り組んでいて、そこに『小型船係留社会実験』と題して、ヤマハが協力しているようです。具体的にはリバークルージングサービスの提供です。
この水都大阪クルージングは2014年から提供されていて、昨年は8月から12月の期間でクリスマスシーズンにはずいぶん混雑したそうです。今年は3月1日から6月10日で、お花見シーズンと重なります。関係者の話しでは、おそらくお花見シーズンも申し込みが殺到するため予約が困難になるとのことです。ひと月前から予約ができるそうなので興味のある方は激戦予約にトライしてくださいね。
大阪の水路を一般ボートユーザーに活用してもらうべく、官民一体の取り組みですね。実験に一定の評価が下されれば、一般の人がもっともっと自由に大阪府内の河川を利用できるようになるかもしれません。
そして実は、クルージングサービスだけでなく、係留社会実験として、一般の方も予約をすればビジター係留バースを利用できます。つまりマイボートでリバークルージングができるんです。ただし、河川内の安全やモラルに問題があるかどうかの実験中ですので、利用上のルールをしっかりと理解して参加してくださいね。よろしくお願いします。
この取り組みには時間が要するかも知れませんが、ぜひ成功させてボートユーザーも大阪府民もプラスになる都市づくりに結び付けて欲しいです。
文:ボーターズ編集長KB