-
「九州ボートショー2025」開催!海の魅力を体験しよう (福岡・5/31~6/1)
2025年5月20日
-
ウォータージェット世界戦、二色の浜で開幕!日本勢が大健闘
2025年5月19日
-
見て、乗って、楽しもう!「広島ボートショー2025」 5/24・25開催
2025年5月9日
-
「WGP#1」日本開幕!アジア&世界の王者が大阪に集結!(5/15~18)
2025年5月1日
-
最新マリンが集結!「四国ボートショー2025」(5/10~11・愛媛)
2025年4月24日
NEWS一覧
>記事
東京都江東区潮見にある『佐野造船所』は、江戸時代後期の「弘化」という年号の時代、約200年前から続く歴史ある造船所です。
佐野造船所で一年半かけて製作された木造船『サノ31フィッシャー』について、九代目 佐野龍太郎さんにインタビューした動画がスズキマリンチャンネルに公開されています。
現在主流になっているFRP(強化プラスチック)を使った船とは違い、木を素材にした手作りだからこそできる、世界に一艇のオーダーメイド品であることが最大の魅力だそうです。
木で作ることによって重量がでて、波の中で非常に安定し、ソフトに走るので乗り心地の違いは歴然。木独特の風合い・色合いが美しく、機能性もあります。
素材は高級家具に使われる『マホガニー』。船内もひとつひとつが手作りで、雰囲気のある椅子が特に素敵です。
設計も含めて1年半の製造期間は、オーナーさんにとっては楽しみな時間となるそうです。自分だけのこだわりの船ができるんですから、喜びも大きいでしょう。
動画のサノ31フィッシャーには、スズキ船外機「DF300」の、2機掛けが搭載されていて、船体と船外機、両方が白色です。エンジン音はとても静かで、木造船ならではの特徴で乗っていても体が疲れないそうです。
佐野造船所は、先祖から受け継いできた技術を生かしつつ、現代のトレンドを取り入れながら、時代に合わせて進化してきたと、船大工の佐野さんはおっしゃっています。
サノ31フィッシャーは、『ジャパンインターナショナルボートショー2016』のスズキブースで展示されますので、実際に見ることができますよ!興味を持った方は是非!
(文:スタッフ なぎ)