去る2024年6月6日（木）から9日（日）の4日間、場所は大阪府二色の浜海浜緑地、日本ジェットスポーツ協会（JJSA）主催、WGP#１、日本パワーボート協会共催でWGP#１アジアン・チャンピオンシップ ラウンド1が開催された。

WGP#１は水上バイク（PWC）のレースを国際的に運営する組織。今年はポーランド、アメリカ、タイのワールドシリーズに加え、アジアンシリーズを日本とタイの2ラウンドで新たに展開することになった。
日本では初めての国際レースイベントで、各方面から大きな注目を浴びていた。

ボーターズは大会3日目の6月8日（土）と4日目の9日（日）を取材。

初めての国際大会ということもあり、運営するJJSAスタッフには国内レースにはない真剣さや緊張感を感じた。一方でライダーたちには大きな変化を感じなかった。
これは多くの選手がすでにアメリカやタイでの国際レースを経験しているためなのではないだろうか。取材していて頼もしさがあった。

今回の国際レースの開催にあたっては、運営側の多大なる情熱と努力があったと思う。その偉業をやり遂げた背景にはジェットスポーツの発展を願う強い志しがあった。

大会は滞りなく全日程をこなして幕を閉じた。観戦用の特設スタンド、世界への中継、賑やかな出店ブースエリアなど、どれをとってもこれまでにない規模で会場の雰囲気はとても良く、このイベントが日本で開催されていることに感動を覚えた。
そして素晴らしい大会を実現してくれた運営のみなさんには敬意を表するとともに、この素晴らしい国際大会が毎年日本で開催されることを期待してしまう。 ボーターズはProSki GPクラスとProRA GPクラスの日本人選手を中心に取材。大会3日目と4日目の2本立ての動画を制作したので多くの方に観てもらいたい。