JJSA 2023 第2戦 琵琶湖大会 2023.5.13(Sat.)-14(Sun.)
2023年5月13日(土)、14日(日)、滋賀県長浜市のさいかち浜にて今季第2戦となるJJSA全日本選手権琵琶湖大会が開催されました。
会場のさいかち浜は、2014年にボーターズが取材を始めてから初めての開催場所でしたが、ビーチの条件がよく、北陸自動車道米原インターチェンジからのアクセスもよくて素晴らしい場所だと思いました。
ボーターズは大会第2日目の14日(日)のレースを取材しました。当日は荒れた天気が予想されましたが、幸いにも本降りとはならず曇り時々小雨といった天気でした。水面はとても穏やかで、レースコンディションは最高でした。
レースは大きなトラブルもなく、テンポよく最後の表彰式までスムーズに進みました。エントリー数も増加傾向にあり、YouTubeでのLIVE配信をするなど、運営側の努力がうかがえます。
ボーターズは今回、PRO SKI GPのMOTO3、PRO RA GPのMOTO3、EXPERT SKI GP決勝の3レースを取材しました。
EXPERT SKIでは、圧倒的な強さを見せていたTEAM SPEEDMAGICの佐藤舞旺選手を、敗者復活から勝ち上がったTEAM武蔵の上田真利奈選手が撃破。好スタートからトップに立ち、最後まで粘り強い走りで優勝。ひとつのミスも許されない状況で勝ち切った上田選手は見事でした。
PRO RAでは、スタートで首位に立った#1POUND ONE生駒淳選手がマシントラブルで脱落するなど波乱含みのレースとなりました。一周目3番手のEXCELGROUP奥拳太選手が安定した走りで着実に順位を上げて優勝。MOTO2、3を制して第2戦の総合優勝を果たしました。
PRO SKIでは、新星が驚愕の走りを見せ全3ヒートを制し完全優勝。#1POUND ONEの佐藤颯志選手です。今年から最高峰SKI GPクラスに参戦。初戦の山口で非凡なセンスを見せ注目を集めましたが、2戦目にしてこの大躍進は周囲を驚かせました。MOTO3のみならず、全3ヒートでホールショットtoウィン。先頭のポジションを一度も譲ることのない完璧なレース展開でまさに完全優勝でした。
今回は、水面が穏やかで、チョイスのアウトコースがやや有利だったこともあって抜きどころが少なく、先行逃げ切りのレースが多かったような印象でした。
次回は6月17、18日の猪苗代大会。佐藤颯志選手の真価、王者砂盃肇選手の復権、佐藤舞旺選手VS打倒舞旺選手など見どころ満載です。
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大会ダイジェスト
- レースダイジェスト Pro Ski GP MOTO3
- レースダイジェスト Pro Runabout GP MOTO3
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レースダイジェスト Expert Ski GP 決勝