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フレキシチークの工場に潜入
FLEXITEEK(フレキシチーク)とは?

今回、特集するFLEXITEEK(フレキシチーク)はヨット・ボートのデッキに貼り付け、高級感を演出できる商品です。
合成樹脂PVC(ポリ塩化ビニル)でできた木目調のフレキシチークをヨット・ボートのデッキに貼りつけることにより、チーク材を貼りつけたような仕上がりになります。


5つの特長

公式ホームページに掲載されている5つの特徴についてみてみましょう


1.木目の風合いと高級感
木目の風合いと高級感

FRPのデッキと見比べてみると、木目調のフレキシチークを貼りつけたデッキには品があり高級感があります。
天然木のように毛羽立った質感はフレキシチークの最大の特徴といえるでしょう。しかし、チーク材と比べてしまうと多少のフェイクっぽさは感じてしまいます。


2.色あせ、劣化の心配なし

チーク材は日光や雨風により色褪せるがフレキシチークはメンテナンスをしなくても色褪せ、劣化する心配はないとされています。
担当者の話しでは日本で施工されるようになり4年が経つが、施工されたフレキシチークに劣化はみられないとの事でした。8から10年はほぼ劣化の心配はないそうです。


3.イージーメンテナンス

チーク材は頻繁にオイルを塗ったり削ったりとメンテナンスが必要だが、フレキシチークではそのようなメンテナンスが必要無く、高圧洗浄機で洗い流すだけで汚れを落とすことができるとの事です。
このメンテナンスの楽さはありがたいの一言です。


4.優れた放熱性

フレキシチークを含む合成チーク材は日差しなどにより表面の温度が高くなる事が欠点だったそうです。
しかし、フレキシチークは改良を重ね、従来の30%熱を逃がす時間が早くなったとのことです。
実際にヨット・ボートを使用する環境で、この効果がどれほどのものかは気になる所です。


5.豊富なカラーラインナップ

カラーは全6色あり、コーキングカラーは3色から選ぶことができます。
どのカラーを組み合わせるか選ぶのも楽しみの一つですね。


メインカラーは全6種類
メインカラーは全6種

コーキングカラーは全3種類

ホワイト ブラック グレー

フレキシチークORチーク材?

フレキシチークとチーク材、どちらを選ぶか悩む方も多いかと思います。
低価格(材料費・施工費)、施工のしやすさ、メンテナンスの簡単さ、ランニングコストを重視する方はフレキシチーク。
高級感、木の風合い、本物へのこだわりを重視する方はチーク材を選ぶと良いのでは?


チーク材からフレキシチークへ貼り替えを行った事例を紹介してもらいました。このボートではメンテナンスが悪くチーク材に劣化や汚れが目立ちました。


劣化の激しいチーク材
チーク材
フレキシチークへ貼り替え
フレキシチーク

フレキシチーク型取りから施工までの流れ
受付受付
測定貼りたい場所の測定(※同型の船舶であれば履歴より測定可能)
見積もり見積もり作成(※1~2日)
型取り型取り(※1~2日/デザインの変更・提案)
製作製作(※1~2週間)
施工施工(※2~5日)

1)受付

お電話(0564-56-0001 / 10:00~17:30 土・日定休)か専用フォーム にて受付


2)貼りたい場所の測定
測定事例-1

A=2m B=3.5m 2m×3.5m=7㎡


材料費 ¥88,000×7㎡=¥616,000

型紙採寸工賃 ¥4,000×7㎡=¥28,000

貼付工賃 ¥8,000×7㎡=¥56,000


※上記価格はあくまでも概算となります。


測定事例-2

A=0.5m B=0.2m 0.5m×0.2m=0.1㎡


材料費 ¥88,000×0.1㎡=¥8,800

型紙採寸工賃 ¥4,000×0.1㎡=¥400

貼付工賃 ¥8,000×0.1㎡=¥800


※上記価格はあくまでも概算となります。


3)見積もり作成(※1~2日)

上記測定を元にお見積りの作成をいたします。


4)型取り(※1~2日)
型取り模様-1
型取り模様-2
型取り模様-3

この作業が形の決め手になるそうで、拭き掃除をした後に掃除機掛けをして一枚一枚丁寧に心を込めて型取りするそうです。 「自分が海に落ちても型紙は落とさない」という言葉はプロ気質の表れですね。


マージンの種類
ストレート ストレート

[マージン無し/ラインのみ]
シンプルかつ金額を抑えたい方におすすめ。

ストレート+外周マージン ストレート+外周マージン

[外枠一部のみマージンあり/ハッチ等マージン無し]
海外ではポピュラーなデザイン

ストレート+外周マージン ストレート+外周マージン

[外枠のみマージンあり/ハッチ等マージン無し]
高級感とシンプルさを両立したデザイン

ストレート+全マージン ストレート+全マージン

[全てマージンあり/外周ハッチ等全マージン]
日本ではこれがポピュラーなデザイン


5)製作(※1~2週間)
製作工程-1

ベースとなる材料を大まかな形に貼り合わせていきます。

製作工程-2

外枠(マージン)を溶接していきます。

製作工程-3

表面を磨いて綺麗にします。

製作工程-4

これらの工程を経て完成となります。


6)施工(※2~5日)
施工工程-1

余分なところにシリコンが付かないようにマスキングテープで養生します。

施工工程-2

シリコンを均等な厚さで塗っていきます。
このヘラに秘密が隠されているそうです。

施工工程-3

このローラーで中に入った空気を押し出して密着性を高めています。

施工工程-4

マスキングテープをはがしたうえで、密着テープを貼って補強していきます。

施工工程-5

テープをはがして掃除をし、完成!

施工工程-6

フレキシチーク工場の材料や道具を拝見させていただきました。
フレキシチークの材料-1

何やら同じようなサイズの箱が大量にあります。

フレキシチークの材料-2

中身を見せてもらいました。板は8色ありました。

フレキシチークの材料-3

裏が塩ビのような材質、表はフレキシチークの表面です。


板は幅が90mmと180mmの2種類とカラーが8色あり板と板を貼り合わせて面積を大きくして形にします。


フレキシチークの材料-4

ロープのようなものがリールされた物があります。

フレキシチークの材料-5

板と板を貼り合わせる材料で表面のラインにもなります。

フレキシチークの材料-6

カラーは3色から選べます。


フレキシチークの材料-7

こちらが表面です。

フレキシチークの材料-8

こちらは裏面です。黒い線は先に紹介したロープのようなものを使用して溶接されています。

フレキシチークの材料-9

特殊なデザインも同じです。こちらが表面です。

フレキシチークの材料-10

こちらが裏面です。黒い線は溶接された箇所になります。

出張作業車-1
出張作業車-2

この日、たまたま出張に出掛けるようで車の中を見せていただきました。積んである荷物は50フィートクラスの一部分の施工のようです。
50フィートの一部分とは言えボートの幅は広くフレキシチークも幅が広いのですが材質が塩ビ素材なので畳んで持ち運べるのも特徴のひとつのようです。

加工場の模様-1
加工場の模様-2

加工場の模様-3
加工場の模様-4
加工場の模様-5

保温機というのでしょうか。メインの板を一定の温度で数時間保存させることで板の伸縮を抑える役割を果たすようです。

加工場の模様-6
加工場の模様-7
加工場の模様-8

メインとなる工具や道具を見せてもらいました。しかし名称、用途、使用方法は企業秘密ということで残念ですがお伝えできません。

出張車のキャラバン
後部のQRコードでアクセス

これも大事な出張道具、フレキシチークキャラバンです。北へ南へ出張するようです。QRコードがあったので気になる方は是非スマホから!



[ボーターズ Rプロジェクトチーム]
※身近な興味を研究調査する、それがRプロジェクト
2019年7月 Rプロジェクトメンバー:吉見