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ジェットに電源メインスイッチないのはなぜ?取り付けたらとっても便利!!

突然ですが、ボートにはワンタッチでバッテリーからの電流をON/OFFに切替を可能にするメインスイッチがありますが、ジェットにはメインスイッチがありません。

その為、乗る度に手作業でバッテリー端子を脱着する必要があります・・・

では、なぜボートにはメインスイッチが取り付けられているのに、ジェットには取り付けられていないのでしょう???

それはきっと、ボートのバッテリー端子を外すのには専門的な技術や知識が必要だったり、モデルによってはエンジンルームの奥に潜り込んで作業をしなければいけないなど、大変な作業になるからと考えました。

それに対し、ジェットのバッテリー端子はシート等を外せば手元にバッテリーがあり、ドライバー等で簡単に端子を外すことができます。

このような理由でボートにはメインスイッチがあり、ジェットにはメインスイッチが取りついていないのでは・・・とRプロジェクトは考えました。

ではここで本題です!

暖かくなってきていよいよシーズンイン!ジェットをゲレンデに持って行き、いざエンジンを始動させようとしたら「バッテリーがあがっていた・・・」なんて経験ありませんか?

バッテリー上がりの原因の一つに、保管中バッテリー端子を外さなかった為、自然放電してしまったという経験はありませんか?
面倒くさがりの方には、特に多いトラブルでしょう(笑)

そんな方に朗報です!

今回のRプロジェクトでは、そんな面倒くさがりの方や、バッテリートラブルにお悩みの方にピッタリな商品をご紹介!!

ワイズギアから発売された防水バッテリースイッチセットです!
品番:QT8YSK405001 メーカー希望価格¥8,640(税込)(2018.5月現在)

この商品はボートなどに取り付けられているメインスイッチと同じようにON/OFFの切り替えがワンタッチでできるようになる、ジェットにとっては画期的な商品なのです!

では早速、取り付けてみましょう♪
今回取り付けるマリンジェットはコチラ!2017 YAMAHA(ヤマハ)GP1800です!



キット内容はコチラ!▼ メインとなるON/OFFのスイッチと配線が2本、後は細かい部品が数点で、手軽に取付が出来そうな予感・・・


部品の寸法は

スイッチ本体(上部) 
スイッチ横幅


スイッチ奥行
ケーブルの長さ


必要工具:10mmボックス、12mmボックス、プラスドライバー、6.5mmドリル、40mmホールソー、ヒートガン、シリコン

・最初に安全の為、バッテリー端子を外します。
・リアのボックスに40mmのホールソーと6.5mmのドリルでスイッチ取付け穴を空けます。

このボックスは完全防水ではないのでスイッチはなるべく側面に取り付けたいですが構造上、下に取り付けるしかありません・・・



・シリコンをしっかりと塗布し、スイッチをボックスに取り付けます。

・既存の+端子のシリコンカバーを取り外し、キットのケーブル端子へ付け替えます。


・既存の+端子と一本目のケーブルをボルトで繋げます。
※繋げる前に熱収縮チューブを必ず通しておいてください。

・しっかりとボルトで固定したらヒートガンでチューブを収縮させます。
・二本目のケーブルをバッテリーの+ターミナルへ接続します。

・ケーブル二本をスイッチへ取り付け。
ジェットによってはケーブルの取り回しがあるので調整してから本締めしてください。
スイッチのボルトやネジは鉄なので念のためグリスを塗りました。
最後に黒いキャップをはめます。

バッテリーの-端子を接続し、スイッチのON/OFFを確認したら完成です!

取付け時間:約45分


取り付けた感想は・・・
・ボックスが完全防水ではないため、水没が心配。水抜き用の穴を別途作った方が安全かも?
・スイッチがあるためボックスに重量物などが入れられなくなる。
・鉄が使用されているので、サビなどにより不具合が出る可能性がある。
・ボックスを穴あけ加工するので、キットが不要になった際はボックスを新品へ買い換える必要がある。
・思っていた以上にケーブルが長かったので取り外しの際のバッテリーアクセスは良さそう。



・端子を毎回外さなくていいのでとても楽。

いかがですか?
これを装着し、スイッチをOFFにすることでバッテリー端子を外した状態になるのです!
実際にON・OFFをして電圧が完全に切れるのか検証してみました!



▲ONの状態。テスターに12.3Vの表示がされバッテリー電圧が来ているのがわかります。

▲OFFの状態。テスターには0Vの表示がされ、電圧が完全にカットできています。

YAMAHA GP1800以外のモデルにも取付は可能なのか・・・??

今回取り付けたバッテリースイッチはGP1800以外もFX、VX、EXシリーズに対応しており、そのまま取付が可能です。しかしYAMAHA(ヤマハ)以外のモデルに取付をしようとすると配線を延長したりスイッチ部の取付ステーを準備する必要がありますが、全てのモデルに装着が可能です。



では最後に今回取り付けたバッテリースイッチキットの簡単なメカニズムについてご紹介します。

下図はヤマハ艇の配線図になります。

まず通常、ハンドルに付いているスタートスイッチを押すと

①バッテリー電圧がスターターリレーに流れ込み、リレー内の電磁石の接点を動かす仕組みになっています。
②すると、スターターリレー~モーター間の導通が通り、スターターモーターが動き出します。これが、エンジンが掛かる前のキュルキュルキュルの段階に入る訳ですね。

つまりスターターリレーと言うのは、スターターモーターを回すスイッチとも言えますね 。

では今回のバッテリースイッチキットを、この配線図に加えるとこうなります。

プラスのバッテリーターミナルとスターターリレーのリード線の途中にバッテリースイッチキットを経由している形になっています。

バッテリースイッチをOFFにすると、バッテリー電圧(赤)はスターターリレーまで流れ込むことなくバッテリースイッチ内で導通は遮断される仕組みです。

つまり、バッテリー端子を接続していても、バッテリースイッチがOFFなら放電の心配もなくなる訳ですね!

乗り終わったら毎回バッテリー端子を外すという作業がなくなるのは楽ですね!

近い将来、ジェットにも純正でメインスイッチが付く日が来るのかも・・・?

毎回バッテリー端子を付けたり外したりして苦労している方、そんな面倒な作業から解放されたい方、ぜひ一度装着してみてくださいね!





<ボーターズ Rプロジェクトチーム>
※身近な興味を研究調査する、それがRプロジェクト
2018年5月 Rプロジェクトメンバー:榊原優