JJSF2018第3戦が5月27日（日）、愛知県蒲郡市のラグナビーチで開催されました。気持ちのよい快晴で迎えた朝でしたが、やや風が強く肌寒く感じました。水面では波が心配されましたが、レースに支障をきたすほどではなく、やや荒れのコンディションではあったものの最後まで順調にレースは進みました。

PRO RAクラスは、過去2戦の雪辱を果たし生駒選手が見事に優勝。不安を抱えるクラッチの消耗を抑えるために、プラクティスラン、グリッド予選をすべてキャンセル。決勝の一発にすべてを掛ける大胆な作戦が功を奏しました。

PRO SKIクラスでは、桜井選手が久しぶりの優勝を飾りました。前回の優勝は3年前、同じ蒲郡の同じ第3戦での勝利でした。前日のレースでは悔しい思いがあったものの、手ごたえは十分つかんでいた様子。ただ最終ラップがとにかく長かったという桜井選手。大きなプレッシャーを乗り越えた優勝に喜びを噛みしめていました。

しかしこの第2、第3戦は、すべてのレースに予選敗退がないほどエントリー数が少なかったです。主催者側にはどうすれば競技人口が増えるのか、ジェットレースの将来を見据えた策を打ち出して欲しいと願います。