【特集】レースレポート JJSF 第7戦 PRO SKI
決勝ライダー
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1 桜井直樹
TEAM CROWS -
7 斉藤貴彦
UNLIMITED Racing -
8 山本陽平
Team YRF -
10 清野泰二
55HEAVEN -
14 伊藤一道
TEAM ビークル -
15 小原聡将
レーシングスポーツクラブメイエン -
20 倉橋秀幸
Team Wave Fighter -
41 前沢貴仁
FCR Racing -
55 加藤 豪
55HEAVEN -
58 片山 司
ZERO -
70 竹野下正治
マリンメカニック -
71 國分将太郎
SPEED MAGIC -
77 石川公昭
FCR Racing -
79 中村和興
UNLIMITED Racing -
80 佐藤和彦
BLASTER JetSki RT -
95 服部和生
UNLIMITED Racing
前日の第6戦、キング竹野下が2位という波乱の結果に興奮が冷め止まぬ中、この7戦にも何かが起こる予感。緊張のスタート。 ピーッ、佐藤が痛恨のフライング。表彰台まであと一歩、その強い気持ちが痛いほど分かるが残念。あらためて再スタート。
LAP1 |
インのホールショットは竹野下、アウトは倉橋。そしてファーストミッションは、やはり竹野下だ。続いて同じくインスタートの國分、3位はアウトから倉橋。4位小原、5位清野、6位片山、7位桜井、8位前沢、9位服部、10位石川、11位佐藤、12位斉藤、13位山本、14位伊藤、15位加藤、16位中村。 |
LAP2 |
2周目トップ竹野下は選択でアウト、2位國分はイン。注目の合流でなんと國分が竹野下を抑えてトップに浮上。会場に悲鳴と歓声が上がる。ただこのまますんなりとゴールできるとは國分を含め誰も思っていない。そして竹野下の目が獲物を狙う目に変わったのがここからでも分かるようだ。やや遅れて倉橋が3位、小原、片山、清野、桜井が行く。片山が5位に上がってきた。 |
LAP3 |
トップ國分と2位竹野下との差は2.17秒。3位倉橋、4位小原、そして5位に桜井が上がってきた。 |
LAP4 |
トップ國分、2位竹野下の順位は変わらず。3位は倉橋は上位二人から大きく離されてしまっている。4位小原、5位桜井の順にも変動はない。 |
LAP5 |
竹野下がトップを走る國分を猛烈にプッシュするも落ち着いたライディングで國分が首位を守る。 |
LAP7 |
ここに来て周回遅れが二人の前に現れる。これがレースにどう影響するのか。最終ブイ、國分が一瞬バランスを崩す。しかし何とか持ち直して首位をキープ。國分ファンはヒヤリ。上位に変動はない。 |
LAP8 |
いよいよ最終ラップ。竹野下は必死に國分を追うが、これは届かない。最後はやや差が広がって國分が逃げ切り。昨日に続いて2連勝。2位には竹野下、3位に倉橋が入った。 |
ミスがあったとはいえ前日2位に甘んじた竹野下は間違いなく本気だった。序盤に不利なアウトを選択した読み違いがあったとはいえ、6周を残して國分を捕らえきれなかった事実をどう受け止めるのか。そして恐怖にも近いプレッシャーを受けながら見事に最後まで竹野下を抑えた國分もレースごとに確実に成長している。最終戦もこのふたりの一騎打ちになるのか。
國分選手おめでとうございます!!