【特集】レースレポート JJSF 第7戦 PRO RA OPEN
決勝ライダー
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6 三上定裕
マリンメカニック -
7 香川景介
Sea 遊 sports -
9 高橋登志郎
SWAT Racing factory -
36 井上雅也
TEAM KEY WEST -
38 新井紀男
DO SPEED FACTORY RACING -
56 高橋雄真
RGT -
69 田中友也
レーシング スポーツ メイエン -
86 生駒 淳
マリンメカニック -
87 砂盃 肇
ISAHAI Racing
生駒の連勝が止まらないこのクラス。この一強の状況に井上は苛立ちを隠さない。このレース、井上が何かをやらかす予感がする。
LAP1 |
インからは白いマシンがホールショット。生駒だ。そしてアウトからはオレンジのマシン。井上だ。昨日と同じ展開。ファーストミッションは生駒…、ではなく、井上だあー! 生駒は2位、新井が3位。昨日の新井はファイナルラップまさかのマシントラブルで最下位に。ステアリングケーブルが切れてしまって操縦不能。新井曰く、「足を水に突っ込んでも曲がってくれなかった」。ランナでレッグターンはできないそうだ。 |
LAP2 |
選択コース、トップ井上はイン、2位生駒がアウト。3位新井はイン。そして合流で井上がトップをキープ。生駒が遅れた。2位に新井、3位に砂盃、生駒は4位に後退。生駒「しまったあ。アウトってこんなに遅かったのぉ(泣き)」。しかし生駒は全然諦めていない。ここからトップ井上を追う。 |
LAP3 |
井上の走りが素晴らしい。2位新井との差をじりじりと広げる。2位新井の走りもいい。3位砂盃は生駒の強烈な追い上げに遭うも前に行かせない。手負いの生駒を抑える砂盃が凄い。 |
LAP4 |
井上が新井をさらに離す。2位以降、新井、砂盃、生駒のバトルが激しい。 |
LAP5 |
トップ井上、やや離れて2位新井、このラップでアウトを選択した生駒が合流で砂盃をパス、したと思いきや、生駒がイレーサーブイを回る間に再び砂盃が抜き返して3位をキープ。 |
LAP8 |
井上が最終コーナーでイレーサーを回り2位新井が急接近。ヒヤリ。しかしなんとか首位を守り切ってゴール。2位には新井。生駒の尋常ではない猛烈なプッシュを抑えきって砂盃が3位でゴール。開幕から6連勝を飾った生駒はまさかの4位…、かに見えた。 直後、上位3名のミスコースが判明。なんと生駒が繰り上がって7連勝!当の生駒が一番びっくり。 |
悔しいのはトップでゴールした井上。レース直後に井上に話しを聞いた。ミスコースは2周目の選択コース直後。「あれっ!」と違和感はあった。ゴール後も微妙で結果を知らされて心当たりはあった。生駒が4位までランクダウンしたラップだ。もし生駒がインを選択していたら生駒までもが失格になったかも知れない。生駒は2周目はアウトと決めていたそうだ。 しかし井上をはじめ、新井、砂盃にも収穫があった。ファーストミッションで生駒を抑えることができれが戦える。失いかけた自信を取り戻したレースだった。明らかにギアチェンジした井上だが、昨日から足回りを変えたそうだ。今年から新しいマシンで出場しているが、部品は旧艇から流用している。しかし唯一変えていなかった足回りをこの7戦で変えた。それがドンピシャ。(もっと早く試していたら…) 最終戦で生駒は全勝優勝の快挙を達成できるのか。井上を筆頭とするライバルたちは阻止できるのか。最終戦が本当に楽しみになってきた。
生駒選手おめでとうございます!!