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【特集】レースダイジェスト JJSBA 第5戦 A X-2

A X-2(LAP12)
JJSBAにおけるX-2クラスの人気は高い。それ故にレベルも高くレースは激戦となる。その中で今季出場する全戦で優勝を収めているのがキング竹野下正治(マリンメカニック)。このレースもキングを中心に展開されることは間違いない。


LAP1

インからゼッケン15松橋洋史(MK SPORTS)が素晴らしいスタートを切ってファーストミッションを取る。2位にはアウトスタートでキング竹野下を抑えてホールショットを取った藤井亮平(RACING TEAM EAST JAPAN)が続く。

LAP2

上位2選手は変わらず。3位にキング竹野下。ここからキングがじわじわ上位2選手を追い上げるのか。レースとしてはおもしろい展開だ。4位にTEAM HOT WAVEの芳賀毅が続く。

LAP3

ホームストレートで2位藤井がトップの松橋を猛追。選択コース、松橋がアウトを行くのをみて藤井がイン、それを見た3位竹野下はアウト。松橋がトップで最終ブイへ入るものの、ブイを抜けた直後波でジャンプしてわずかに失速。藤井が一気に松橋との差を詰め、ホームストレートでサイド・バイ・サイドの大激戦。

LAP4

3位竹野下が2位藤井を追い上げる。藤井は竹野下を抑え切れるのか。

LAP5

選択コース、トップ松橋がアウト、今までインを選択してきた藤井が松橋と同じアウト、それを見た竹野下がインを選択。合流でとうとう竹野下が藤井を捕らえて2位へ浮上。

LAP6

トップ松橋がアウトを選択するのを見て2位竹野下がインを選択しトップを狙う。しかし松橋が竹野下を抑える。見ごたえのあるトップ争い。直後、ホームストレートで波に押されたのか松橋がわずかに失速。一瞬の隙を見逃さずここで竹野下がトップを奪取。その後ろには藤井も詰める。

LAP10

上位3選手が差を維持しながら周回を重ねる。

LAP11

3位藤井が2位松橋をプッシュ。周回遅れの処理に細心の注意を払って走る上位3選手。

FINAL LAP

竹野下がトップを快走。最後の選択コース、2位松橋がアウトを選択するのを見て3位藤井がイン選択で勝負をかける。最後の最後、松橋は藤井を抑えきったのか、藤井は松橋を捕らえたのか。藤井がインから松橋を刺したように見えたが…。周回遅れも入り混じった最終ブイは何がどうなっているのか混沌。トップは竹野下で決まり、2位は…、、、松橋が藤井を抑えてゴール。藤井は悔しい3位。

この荒れた水面ではキングですらわずかなミスでトップを奪われかねない展開で息が詰まるような熱戦。藤井を抑えきって2位に入った松橋の実力は注目だが次戦以降のエントリーはいかに。藤井は何としても2位を取っておきたかったが6戦、7戦での奇跡の大逆転を狙う。

優勝 竹野下正治 マリンメカニック
2位 松橋洋史 MK SPORTS
3位 藤井亮平 RACING TEAM EAST JAPAN

竹野下選手、おめでとうございます!!

JJSBA-R5 A X-2