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【特集】レースダイジェスト JJSBA 第5戦 A SKI

A SKI(LAP12)
昨年の総合上位、國分将太郎(TEAM J-BOX)、宮本桂一呂(TACCO RACING)が連続欠場する中、R4まで松浦章人(KHKレーシング)が安定した走りでポイントランキングのトップに立っている。この千里浜では2位奥拳太(VERY FAST RACING)の欠場が寂しいが、ただひとりのA級女性ライダー岡野まゆみ(STAR ALLIANCE)、若手の小原聡将(UNLIMITED RACING)、田丸静也(VERY FAXT RACING)の存在など、このクラスに話題性は尽きない。


LAP1

インスタート田丸が抜群のスタートを見せ見事にファーストミッションを獲得。2位以降は大混戦で目が追い付かない。

LAP2

田丸が速い。バックストレートを猛スピードで走り抜け2位小原を引き離す。選択コース、田丸はアウト、小原はインを選択。しかし、うむっ、トップで戻ってきたのは32番小原だ。田丸が合流手前の右ターンで痛恨の転倒。しかしすぐにリカバリーして2位にとどまった。3位は岡野。

LAP3

上位3選手の順位に変動なし。しかし4位に松浦が上がり上位陣を猛追。

LAP4

選択コース、3位岡野がアウトを選択するのを見て松浦がインから仕掛ける。合流で松浦が岡野をかわして3位に浮上。地力のある松浦が徐々に上がってきた。

LAP5

3位浮上の松浦が2位田丸を追い上げる。最終ブイでは松浦がインから田丸に切れ込む。しかし田丸が松浦を前に行かせない。2位争いが最高にエキサイティング。、岡野。

LAP6

トップは小原がキープ、2位が田丸。松浦がふたりを追い上げる。しかし松浦がコース序盤で痛恨のミスコースで失格。「あぁ~」、会場がどよめく。岡野が3位に浮上。

LAP7

トップ小原を田丸が追い上げる。3位は岡野、少し離れて4位には山崎友裕(超!PONKAN RACING四国89番所)がくる。

LAP8

小原が田丸の追い上げを許さない。2位との差をしっかりキープ。

FINAL LAP

序盤でトップに立った小原が最後まで丁寧な走りでガッチリと首位をキープ。初戦に続いて今季2勝目。田丸はおそらく悔しい2位だろう。岡野は表彰台ゲットに喜びを隠さない。

このレースでポイントランキングはますます混戦に。松浦の優位は変わらないものの、次戦R6とR7最終戦でのプレッシャーは確実に大きくなったはず。悪夢を払しょくする意味でも松浦にとって次戦の結果が重要になる。また総合タイトルが見えてきた岡野、小原、田丸、奥の若手3選手らが次戦でどんな走りを見せ、だれが松浦への挑戦権を獲得するのか。終盤戦が楽しみで待ちきれない。

優勝 小原聡将 UNLIMITED RACING
2位 田丸静也 VERY FAST RACING
3位 岡野まゆみ STAR ALLIANCE

小原選手、おめでとうございます!!

JJSBA-R5 A-ski