【特集】レースレポート JJSF 第8戦 PRO RA OPEN
出場ライダー
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6 三上定裕
マリンメカニック -
7 香川景介
Sea 遊 sports -
9 高橋登志郎
SWAT Racing factory -
21 佐川 隆
Sea 遊 sports -
36 井上雅也
TEAM KEY WEST -
38 新井紀男
DO SPEED FACTORY RACING -
56 高橋雄真
RGT -
69 田中友也
レーシング スポーツ メイエン -
86 生駒 淳
マリンメカニック -
87 砂盃 肇
ISAHAI Racing
今季これまで7戦全勝と完璧な強さを見せつけているマリンメカニック生駒選手。最終戦となるこの二色の浜大会でも勝って2015年負けなしの完全制覇を達成できるのか。一方、前レースで素晴らしい走りで優勝かと思われたTEAM KEY WESTの井上選手。何かきっかけを掴んだようだ。このクラス今年初参戦のSEA遊SPORTSの佐川選手がどこまで上位に食い込めるのかも注目。最終戦は2ヒート制。まずは優勝に王手をかけるのは誰だ!
LAP1 |
ファーストミッションは生駒が取る。続いて砂盃、田中、井上と続く。上位3人はいずれもインスタート。この時間インスタートがやや有利なのか。残念ながら新井がマシントラブルでリタイア。 |
LAP2 |
生駒が速い。2周目にして後続をじりじりと引き離しこのまま独走状態になるのか。2位も変わらず砂盃。やや離れて3位井上、続いて田中、香川が続く。3位争いがし烈になっている。 |
LAP3 |
ここでハプニング。順調に首位を走る生駒のマシンにトラブル(波の衝撃で電装ボックスが外れエンジンストップ)。これはもう走れそうにない。生駒の全勝優勝の偉業は絶望的となった。生駒に代わって砂盃が首位に立つ。2位との差は大きく独走態勢。砂盃の調子も良さそうだ。続いて田中、香川が続く。しかし、香川の前だった井上が来ない。3週目の途中で転倒があったようだ。(レース後談:『駒ちゃん止まってる』と思った瞬間バランスを崩し自分が飛んでた。)まさかのハプニングに井上に一瞬の隙が出来てしまったのか。 |
LAP5 |
上位に順位の変動はない。砂盃は首位を独走。そして2位田中と3位香川がし烈な争い。 |
FINAL LAP |
砂盃が左手でガッツポーズしながらゴール。今季初のトップフィニッシュ。ヒート1を制した。そして最終ブイに2位で入ったのは田中。すぐ後に香川が追い上げる。ここで田中のボートの挙動がおかしい。ほんの一瞬の隙を突いて香川がインから鋭く切れ込む。立ち上がり2艇がサイドバイサイドでゴールに向かう。本部テントからではどちらが勝ったのか分からない。競り勝ったのは香川だ。 |
LAP1 |
インスタートは井上、アウトは生駒がホールショット。注目のファーストミッションは、生駒だ。井上が2位。続いて新井、三上が続く、砂盃はやや遅れて5位。昨日全勝優勝が絶望的になった生駒。しかしレース前の表情は穏やかだった。全勝の重圧から解放され、すでに総合優勝も決めているためこのレースは楽しみたいとのこと。肩の力が抜けむしろ走りにキレが増した感がある。 |
LAP2 |
生駒が速い。2位井上がじりじり離される。そして砂盃が三上をパスして3位に上がってきた。三上はひとつ順位を下げて4位。5位には出遅れた田中がここまで上がってきた。 |
LAP5 |
上位陣に順位の変動はない。トップ生駒は独走状態。2位井上。3位砂盃は必死に追い上げるも2位との差は縮まらない。 |
LAP6 |
トップ生駒は変わらず。しかし選択コースで2位井上との差を一気に詰めた3位砂盃。最終ブイでわずかに膨らんだ井上のインを刺して2位に浮上。 |
FINAL LAP |
生駒が昨日の鬱憤を晴らすがのごとく会心の走りでトップフィニッシュ。2位には出遅れから追い上げた砂盃。3位に井上。4位に田中の追い上げを凌いだ三上。最後まで三上を捕らえられなかった田中が5位。 |
HEAT1、2の総合成績は次の通り。優勝は1ヒート優勝、2ヒート2位の砂盃肇選手。生駒と田中は同点だったが、2ヒート目の順位が優先となるため生駒が2位となった。
優勝 砂盃肇
2位 生駒淳
3位 田中友也
砂盃選手おめでとうございます!!