ヤマハ発動機株式会社は、マリン電動推進機メーカー”Torqeedo社(以下トルキード)”を傘下に持つドイツ・Deutz社との間で、トルキード社の全株式を取得する株式売買契約を締結しました。
≪以下、ニュースリリースより抜粋≫
トルキード社は、マリン電動領域のパイオニアのブランドであり、電動船外機、電動船内機、バッテリー、各種アクセサリーなど豊富な製品群を取り扱っています。
欧州を中心に小型電動市場で販売を伸ばしており、成長を続けています。また、電動モーターやプロペラ、電源系統に関する多くの特許を保有し、
次世代環境技術の研究開発能力・量産設備・開発リソースを有しています。
今回のトルキード社の買収は、当社が中期経営戦略として推進する「マリン版CASE」戦略の”Electric”の分野における開発力強化を目的としています。
また、マリン業界でのカーボンニュートラル対応を加速するとともに、早期の小型電動推進機ラインナップ構築に寄与します。
さらに、当社が長年培ってきた艇体設計技術、マリンエンジン技術などのノウハウを組み合わせることで中型電動船外機にもシナジーを生み出し、
成長する電動推進船市場におけるリーディングカンパニーを目指します。
情報元:ヤマハ発動機株式会社
(編集部:小田)