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【ヤマハ】世界初!水上オートバイ部品に植物由来の次世代素材を採用
2022年11月18日 (金) 12:00

ヤマハ発動機株式会社は、11月16日、CO₂削減、環境負荷低減に対する取り組みとして、植物由来のセルロースナノファイバー(以下、CNF)強化樹脂をマリン製品へ採用すると発表しました。 CNF強化樹脂の輸送機器部品への実用化は、世界初の事例となります。

植物由来の次世代素材画像
 

《以下ニュースリリースより抜粋》
CNF強化樹脂は、木質資源を活用したバイオマス素材であるCNFを、ポリプロピレンなどの樹脂へ混練・分散することにより製造される高強度な新素材です。 既存樹脂材料と比較し、25%以上の軽量化が図れることに加えて、マテリアルリサイクル性に優れるため、プラスチック使用量の削減とCO₂を主とした温暖化ガス排出削減につながります。

CNF強化樹脂を用いて開発する部品は、水上オートバイおよびスポーツボートのエンジン部品で、2024年モデルの一部で採用する計画。 将来的にはマリン製品のみならず、二輪車などを含めた幅広い製品群への展開を検討しています。

情報元:ヤマハ発動機株式会社

(編集部:小田)