福井県、京都府、兵庫県北部、鳥取県、島根県の1府4県を管轄する『第八管区海上保安本部』では、
令和元年11月よりプレジャーボートによる“機関故障による運航不能事故”が多く発生しています。
【事故例】
■12月23日 京都府舞鶴市
プレジャーボートで出港し、釣りをしていた男性が天候悪化の為、帰港中のところ、突然エンジンが停止し起動しなくなり救助を要請。
幸い駆け付けた巡視艇によりえい航救助される。
「機関故障」「運航阻害(燃料欠乏、バッテリー過放電等)」などの海難は転覆や磯・浅瀬への乗揚げ、他船との衝突などの二次海難につながるおそれがあり、大変危険です。
お正月休みを迎え、船で沖釣りへお出掛けされる方も多々いらっしゃると思います。船に乗る際には、いま一度、発航前点検を確実に実施するとともに、予め取扱い方法も
確認をしておきましょう。
【事故防止のワンポイント】
・発航前点検(残燃料、エンジンオイルの状態、バッテリー電圧など)を確実に実施する
・定期的な機関の点検整備を実施する
・万が一の事態に備え、救助支援者を確保し、連絡先を確認しておく
詳しくは、下記ボタンリンクをご参照ください。
情報元:第八管区海上保安本部
(編集部:小田)