国内3メーカーの2015年のPWCニューモデル発表が済み、大きな変更がなかったカワサキとSea-Dooに対して注目を集めたのは何と言ってもヤマハの新機能RiDEだ。
この機能を搭載した2015ヤマハVXRの試乗レポートが早くもBOAT TESTで公開された。
幾つかの項目に分けてレポートが構成されているが、その中からいくつかをピックアップして紹介していく。
①新機能RiDEシステムを使用した感想
:今までのヤマハのマニュアルレバーでの減速&バックはスピードが出ている際に使用すると急激にバウが沈み不安定になる場合があった。しかしRIDE機能を搭載した新しいVXRでは、今までのものと比較して高速走行中にブレーキをしてもバウが沈んでバランスを崩すことはないようだ。又、バックの際もしっかりとハンドル操作が出来るようにリバースバケットにも工夫がされている。
②RiDE機能を電子制御するBCU(Boat Control Unit. This is the computer システム)の機能がすごい
この機能がRiDEシステムのとても大切な部分になる。搭載されているECUと連動しており、このBCUがリバースバケットやエンジンの回転数などを制御している。BCUの設定はマリンジェットの重量やパワーにより設定されている。
③新しい形状のハルを採用
同時にポンプインテイクとライドプレートの形状とサイズも変更され昨年モデルと比較し、よりハンドリングが向上した。
情報元:
Boat test(英語)