こちらは北米からの話題です。
アメリカ・カナダにおけるライフジャケットの安全表示ラベルが大きく変更されています。
安全表示ラベルを変更するポイントは、ライフジャケットを ”小型船舶用の装備” から ”水辺の活動の安全を守る保護具” として位置付けたことです。
つまり、ボート用の安全装備だけでなく、あらゆる水辺の事故を減らして行くためにライフジャケットを広く普及させていこうとするビジネス的な意図も感じます。
それでも私はこの取り組みに賛同します。釣りや海水浴、子供の水遊びなど、ライフジャケットを着用していれば防げた事故は数知れず。自身でも着用する安全を実感しています。
ライフジャケットの着用がもっともっと普及することを切に願います。
変更点のひとつに ”パフォーマンスレベル” というものがあります。”LEVEL50” のように、浮力や視認性、安定性などから安全性を数値にしています。
例えば、LEVEL50は、泳げる人、内海ですぐに救助できる水面での使用、方向転換する動きがないSUP(スタンドアップパドルボード)のようなスポーツでの使用に適しているようです。自分の利用目的に合った商品を選ぶのに役立ちそうです。
北米の製品は日本にも数多く輸入されています。特に水上バイク用のライフジャケットは北米ブランドが多いので、間もなく日本でも新しい安全表示ラベルを見ることになるでしょう。
参考のために情報元となった英文の記事を紹介します。英文ですが、画像や動画もあるので変更点がなんとなく分かると思います。
情報元:WEARIT LIFEJACKET.com
(編集部:木村)