最近よくGPS魚探のカタログ等で見かけることば、
ニューペックチャートって知っていますか?
GPS魚探に収録されているマップに関係する用語というくらいは私も分かるのですが、
詳細は知りませんでした。
古野電気さんのフルノスタイルで分かりやすく説明されていますので、
今日はみなさんにご紹介します。
いわゆる海図というものは、船舶が安全かつ効率的に公開できるよう、地形、推進、浅瀬、灯台の位置、海潮流の情報を網羅して表示しています。
海図は商用の専門的な海の地図と言えます。。
一方で、プレジャーのユーザーにとっては海図だと情報量が多すぎたり、金額的にも高価になってしまうため実用的ではありません。
そこでプレジャーユーザー用に作成された簡易的な海の地図として、水路参考図なるものがありました。
それぞれに電子化された電子海図、電子参考図なるものがあるのですが、
従来の電子参考図は、沿岸地形や等深線などが十分ではありませんでした。
そこで日本水路協会が、従来の電子参考図を大幅に改善してリリースしたものがニューペックチャートです。
その評価は高いものがあり、業界でも大きな注目を浴びていますが、
情報量が多いのでGPS魚探の表示速度が遅くなってしまうこととコストの問題で、
まだ一部のモデルにしか適用されていませんが、今後普及していくのではないかと思います。
3月に国際ボートショーが横浜で開催されますが、
GPS魚探を購入する予定のある方は、ぜひ足を運んで実際の地図データを確認してみてはいかがでしょうか。
参考:
古野電気 フルノスタイル
電子海図のポータルサイト AECS FOR PC