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2017年06月13日 (火) 07:00
スズキ株式会社が、自社の船外機では最大となる350馬力を実現したフラッグシップモデルの新型船外機『 DF350A 』を発表しました。
先日、スズキ船外機が「Top Products賞」を受賞したニュースをお届けしたところですが、スズキの鈴木俊宏社長が“究極の4ストローク船外機”と自負するこちらの新型船外機も注目を集めそうですね!
以下、ニュースリリースです。
スズキ株式会社は、自社の船外機では最大となる350馬力を実現したフラッグシップモデルの新型船外機「DF350A」を発表しました。
「DF350A」は、スズキ初の二重反転プロペラ「スズキデュアルプロップシステム」を採用。 2枚のプロペラがより効率的に推進力を水に伝えることで、加速力と直進安定性を向上させました。 また、高圧縮比の新型4ストロークV型6気筒エンジンに、外部の空気をダイレクトに取り込む機構などを備え優れた出力性能と低燃費を実現しました。
6月9日にアメリカ・マイアミで行われた発表会に出席したスズキの鈴木俊宏社長は「船外機はスズキにとって非常に重要な事業であり、大胆な新技術を投入したこの「DF350A」は、スズキがブランドスローガンとして掲げる『The Ultimate 4-Stroke Outboards』(究極の4ストローク船外機)をまさに実現した新型モデルである。」と述べました。
「DF350A」は日本の豊川工場で生産され、7月よりアメリカで販売を開始し、その後、日本、欧州をはじめ世界各国で順次発売していく予定です。
「DF350A」の主な特長
最大出力350馬力の新型エンジン
- 排気量4,390cc4ストロークV型6気筒のコンパクトなエンジン。スズキの船外機では初となる12.0の高圧縮比により、燃焼効率を改善しながら、当社の船外機ラインアップで最大となる出力350馬力を実現。
- 外部の空気をエンジン内部に効率的に取り込むスズキ独自の「ダイレクトインテークシステム」や「スズキデュアルルーバーシステム」を採用。さらに、1気筒あたり2本の燃料噴射装置を装備したデュアルインジェクターと最適な燃焼室形状により、充填効率及び燃焼効率を上げ、優れた出力性能を実現。
二重反転プロペラ「スズキデュアルプロップシステム」
- 二重反転プロペラ「スズキデュアルプロップシステム」をスズキの船外機で初めて採用。反転する2枚のプロペラを組み合わせることで、エンジン出力をより効率的に推進力に変換。さらに小型化したギヤケースが水中抵抗を低減することで、高い走行性能と直進安定性を実現。
先進的なスタイリング
- スポーティーで躍動感のある先進的なスタイリング。次世代のスズキの船外機を象徴する、フラッグシップモデルに相応しい質感の高いデザイン。
○ 詳細は、スズキ海外向けサイトにてご覧になれます。
(編集部:新海)
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