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世界中の海では、1年間で約800万トンのプラスチックゴミが捨てられているのが現状です。そこでオランダの20歳の青年、ボイヤン・スラットさんは、太平洋のプラごみを10年で半分に減らす計画を始めました!
彼が発明したのは、世界中の海流が交わる要所に巨大なバリアを浮かべて、海流に流さながらゴミを拾う仕掛けです。デルフト工科大で最優秀技術デザイン賞を獲得しています。より詳しく説明すると、ブームという道具を海に浮かべ、そこにV字型のバッファーをつなぎ留めて、浮いているプラゴミを集める仕組みです。海流はこのブームの下を流れていくので、魚などの生き物には影響はありません。嵐にも耐えることができます。
この海掃除システムを2016年に、長崎県と韓国の間にある対馬に仕掛ける計画が発表されました。成功すれば世界中に仕掛ける予定です。
彼自身が語っている動画、「海の自浄作用を進化させる方法」もよろしければご覧になって下さい。スケールが大きいですよ。
情報元:ギズモード・ジャパン
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